幼稚園・認定こども園で働こう!
幼児教育を担う幼稚園・認定こども園での仕事について、この仕事に就くきっかけや、実際に働いてみて感じるやりがい、今後の夢などを聞いてみました。
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先生になってよかった!と感じる時
先生になってよかったと感じる時は、子どもたちの成長を感じた時です。毎日子どもたちと関わる中で、どのようなことが苦手で得意なことは何かなどが見えてきます。自分が得意なことを友だちに教える姿や苦手なことに何度も挑戦し、成長していく姿を間近で見られ、その成長に携わることができるため、先生になって良かったと感じることが多くあります。
また、たくさんある行事も子どもたちと一緒に楽しみながら目標に向かって取り組み、当日子どもたちのかっこいい素敵な姿を見た時にも同様に感じられます。仕事をする上で大切にしていること
子どもたち一人ひとりをよく観察し、その子の状況に合った声掛けや援助を行うことです。それぞれの年齢の発達段階を理解したうえで、どのような声掛けがその子に合っているのか、時には見守ることも大切にしながら仕事をしています。
その中で、子どもについて悩んでいる時や分からないことがある時には、先輩へ報告・連絡・相談を怠らず、一人で抱え込まないようにすることも大切にしています。
また、子どもの園での様子を保護者に伝え、家庭との連携を図り、子どもに対して園と家庭で一貫性を持って関わるように心掛けています。園名:九重幼稚園
氏名:佐藤 凪紗勤続年数:7か月
出身養成校:淑徳大学 -
園での様子
退職し、出産子育てをして復職。未就園児親子教室(2歳児クラス)を担当して5年目になりました。
新学期の子どもたちは、保護者にくっついていることが多く、保育室は比較的静かですが、話しかけると緊張した顔でうなずいたり、指さしたりして教えてくれます。6月に母子分離が始まり慣れてくると、笑顔や話し声も増えて、やっと賑やかになってきます。「せんせい!!」と寄ってきて、たどたどしく話す姿はとても可愛らしいです。そして、初めての体験には、新鮮な反応が返ってくることが多いです。
可愛らしい言動や飛躍的な成長が間近で見られ、とても楽しいです。園名:認定こども園 小ばと幼稚園
氏名:木内 葉子 -
家庭と仕事の両立について
子どもたちの成長の手助けをするという責任のある仕事と、まだまだ甘え盛りの娘たちがいる家庭。園にも家族にも迷惑をかけることになるのではないかと不安に思い、復職する際は両立できるのだろうかと悩みました。
「無理はしない」という主人との約束と娘たちの後押しで働き始め、徐々に仕事と家庭とのバランスが取れた生活ができるようになりました。
親子喧嘩をしていても、それぞれが仕事と学校に行き、互いに冷静になる時間ができて良かったと思うことも多々あります。
今まで続けてくることができたのは、園長先生はじめ同僚の先生方、家族や友だちの理解・助けがあったからです。感謝の気持ちを忘れずに、これからも家庭と仕事の両立を続けていきたいと思っています。園名:認定こども園 小ばと幼稚園
氏名:森田 麻衣 -
先生になってよかった!と感じる時
私が先生になってよかったと感じる時は、子どもたちの成長が感じられた時です。
日々の保育の中で、苦手だったことができるようになった時や玩具の貸し借りが上手にできるようになった時など、子どもたち一人ひとりによって成長を感じる場面は異なりますが、どんな小さなできごとでも、できることが増え喜んでいる姿を見ると、私も自分のことのように嬉しく感じます。
また、その喜びを保護者の方々と共有できたときは、先生になって本当に良かったと感じます。毎日、さまざまなことが起こる保育の現場ですが、子どもたちの成長を見守りながら、先生としての醍醐味を感じています。子どもたちの成長は、「もっと頑張ろう!」と思う私の原動力です。園名:泉幼稚園
氏名:綿貫 彩華勤続年数:3年
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やりがいを感じる時
私は、子どもたちからの声かけと笑顔に心が癒されます。
子どもが「おはよう」と言って登園してくる時の笑顔に接したり「ありがとう」や「だいすき」の言葉をもらったりすると、不思議なほど元気をもらいます。また、泣かずに登園することができるようなったり、逆上がりができるようになったりすることなど、子どもたちが日々成長している姿からも多くの感動をもらいます。
おそらく、できるようになった瞬間だけでなく、その子が努力してきた過程を一緒に過ごせているからこそ、自分のことのように嬉しく感じるのだと思います。
子どもたちの笑顔と成長に触れ、その感動や喜びを保護者・職員同士と共有できることが、幼稚園教諭のやりがいだと感じています。園名:泉幼稚園
氏名:風戸 菜那勤続年数:6年
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幼稚園・こども園に復職した理由
一番の理由は、若い頃の教諭経験と子育て経験が生かせると思ったからです。元々、なりたくて就いた職業でした。
ただ結婚・子育てで退職してからだいぶ経っていたので色々と不安もありパートから働き始めました。その中で体力・気力・今までの経験を生かせると感じ、正職へと復職しました。
教諭としての思いだけではなく、親側の思いや不安・子育てあるあるなど共感を持ち、さらにその先にある成長も見据え親や子どもたちと関わることができます。教諭としてもプラスになり、復職したことで自分の子育ても見つめ直し、我が子たちとの関り方にも影響を与えているように感じます。園名:こまどり幼稚園
氏名:米倉 紗智勤続年数:2年
出身養成校:洗足学園短期大学 -
仕事をする上で大切にしていること
私が仕事をする上で大切にしていることは、何事も子ども自身に体験させることです。
「先生、ダンゴ虫を飼いたい」と子どもたちに言われました。園長先生に許可を得て、飼うことができました。ダンゴ虫の絵本を読んで、子どもたちでダンゴ虫の家を作りました。そして、ダンゴ虫も園庭で一生懸命探し、完成させました。そこから、子どもたちの工夫が始まります。
「葉っぱは、小さい方が食べやすいかも」と言いながら、ちぎりだしました。土が乾けば水を入れ、自主的にお世話を続けました。数か月後には、赤ちゃんも産まれ、クラス全員で喜びました。
子どもたちの興味関心は、尽きません。私ができることは、その興味関心に対して、きっかけ作りをすることだと思います。今しかできない体験を積み重ねて、保育をしていきたいです。園名:こまどり幼稚園
氏名:田村 真澄勤続年数:2年
出身養成校:聖徳大学・上越教育大学大学院 -
やりがいを感じる時
幼稚園で働いていてやりがいを感じる時は、子どもたちと一緒に行事を作りあげる過程です。2学期が始まると私の園では運動会の練習が始まります。
練習が始まってすぐ、初めて行う競技など子どもたちも覚えることがたくさんあり「疲れちゃった・・・」という声が出ていました。しかし、練習を重ねてルールを覚えると「次は勝つぞ!」「運動会まであと少しだね」と本番へ期待感をもつようになりました。
運動会当日はさらに自信をつけた子どもたちがそれぞれの競技や遊戯で練習の成果を発揮する姿と「楽しかった」という言葉を子どもたちから聞くとやりがいを感じます。先生としてどのように成長したいか
私が保育者としてこれから成長していきたいと思うところは、子どものやりたいことをしっかり後押しできるようになることです。
子どもが何をやりたいかを伝えてきてくれることがありますが、準備の時間や、私自身の技術不足で子どもにやらせてあげることができないことがありました。
その時に歯がゆい思いをしたので、自分の保育の引き出しを増やして子どものどんな「やってみたい」にもサポートができるような保育者を目指したいと思います。園名:認定こども園 都幼稚園
氏名:宗田 紅勤続年数:4年
出身養成校:聖徳大学
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