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幼児教育研修会

“熱烈歓迎”幼児教育宿泊研修会を終えて

さつきが丘幼稚園 園長 鶴岡 姫美子海外研修会 6月13日から15日まで、2泊3日の日程で中華民国(台湾)での経営宿泊研修が行われました。滞在した台北は亜熱帯地域であり、気温は28度で蒸し暑く6月は日本と同様に雨季のため、傘をさしての3日間となりました。
 訪問した幼稚園「恵文兒童學校」は都市部にある園で、驚いたのが7階建てのビルごと幼稚園だったことです。正門入り口には警備員が常駐しており、数歩進むとすぐに園舎(館内)入り口。入るとインフォメーションがあり、IDカードで入力すると液晶パネルに親子の認証を示す情報が出てくるシステムになっているなど、IT化されておりセキュリティも万全でした。園内では先生方や園児たちの歓迎を受け、園児の英語での挨拶の後に園児たちがマリンバで「ドレミのうた」など素晴らしい演奏を披露してくれました。6月25日~29日には東京ディズニーランドで演奏するとのことです。園は創立30年で「将来国際的にトップの人になる子を育てる」というねらいのもとで教育が行われている、いわばエリート育成の幼稚園でした。英語には特に力をいれており、各クラス20名ほどで、英語での保育をしているところを参観しました。美学(芸術)・国際力(語学)・品格(基礎養成)を教育のポイントとしており、国語は国として力を入れており、遊びを通して体験していくようにしているそうです。また、台湾はIT化が進んでおり、10年前からコンピューターを導入して園児は当たり前のように使っており、立派なコンピュータールームもありました。園での一日の時間表を見ると午前7時から午後6時過ぎまで30分刻みで活動が決められており、早朝から登園する子は朝食も園で食べるそうです。
 台湾の幼稚園では100人定員が一般的で、公立の幼稚園が全体の30%、私立が70%の割合であったが、近年では保育所(現地では託児所という)に園児をとられており、また少子化の影響もあり私立幼稚園は50%台に減少しつつあるそうです。現在は幼稚園と保育所の垣根がなく、就園対象年齢は2歳児から6歳児のためどちらでも選べるということでした。また、台北では共働きの家庭が多く、早くて午前7時頃、一般的には午前8時頃には園児が登園し、昼食後は幼稚園でも必ず午睡を2時間ほどとり、おやつをいただき午後4時に降園となるが、継続して過ごす子は夕方6時30分頃までいるそうです。また一般の幼稚園の保育料は1万元(日本円で3万円位)。台湾の出生率は1で少子化は日本と同様であり、3人目が生まれると国から3万元支給されるそうです。
 今回の研修会では、園長先生はじめ現地の幼稚園協会の会長さん、園の職員の皆様が朝から快く出迎えてくださり、懇談会でも時間をかけて丁寧に園の紹介や台湾の幼稚園事情などをお話ししてくださいました。
台湾人は日本人に好意的であるとは聞いておりましたが、本当に心温まる気持ちが十分に伝わってきました。“熱烈歓迎”そのものを感じた研修となりました。

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